心を深く知る

【子供が欲しくない女性】(3)夫が、理想の父親になってしまっている

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子供を産むかどうか、悩んでいる女性はとても多いと思います。
私自身は、ずっと悩み続け、いざ作ろうとした時には当時の夫との不仲で離婚裁判、そして子宮頸がんで子どもを持てない身体になりました。
こどものことで、悩む多くの女性が、少しでも納得できる結論を出せるように、お手伝いができればと思い、この記事を書いています。

「親子関係に起因する」原因の中でも、お父さんとの関係について、触れていきます。
子供がいらない理由として、夫・彼をお父さん代わりにしてしまっている、ということがあります。

彼の愛情が私以外に向けられるのが嫌

これ、実は意外と多い理由なんですよね。

彼がすごく私のことを愛してくれているのはわかる!

でも、子供ができたら、きっと彼は子供にメロメロになってしまうだろう。
だってあんなにやさしくていい人だもん。

そしたら、私は放置されちゃうんじゃないか?
彼の愛情が子供に行っちゃうんじゃないか?

親からの愛情を独り占めした記憶がある(きょうだいがいる第一子とか、一人っ子とか)
あるいはその逆で、親からの愛情を感じられなかった。(だから彼から愛されることでようやく渇望感が埋まった)

誰にも奪われたくない。

のかもしれません。

これ、実は彼の愛情にはリミットがあって、それを仮に100だとすると、この100を子供と分割する、と思ってるんですよね。
50-50か、0-100みたいに・・・

愛って本当は無限。
なので、仮にあなたに100に与えるなら、子供にも100を与えられるはず。

彼の愛は分割するほど、限界のあるものじゃないはず。

そう思えないなら。
親との関係、自己愛(自分の価値)に関すること、を癒し時。
愛される私を受け入れていくこと、がテーマになります。
愛されるにふさわしくないと思っている自分がいるのかもしれません。

夫を理想の父親にしている

私が以前所属していたカウンセリングサービス時代の先輩である根本さんも、ちょうどこのような記事を書いておられます。

子どもが欲しいと思えない心理というのはカウンセリングでもよく上がるので様々なパターンがあると思います。
その代表的な例の一つが「子ども時代に子どもができなかった分を夫で取り戻しているから」というものです。

この記事で紹介されたご相談内容は、

「夫の子供が欲しいと思えない。ほかに彼氏もいる(浮気している)どうしたらいいのか?30代で年齢的なリミットがあるので焦りがある。」

というものです。

子供そのものが欲しいと思えないのか?子どもは欲しいけど、夫の、が嫌なのか?ご相談内容からは読み取れないのですが、ご本人もよくわからなくなっている気がします。

子ども時代に「ザ・子ども」として生きられなかったから(よく言われるアダルトチルドレン)、配偶者が親がわりとなり、ゆえに親と子どもある自分とは、子供を作れないということですよね。

父親がわりの夫とはセックスできないし、ましてや子ども作れないし、となりますよね。

理想の父親からセックスを切り離す

そうなると、セックスを親たる夫・パートナーから切り離す必要があり、他の男性=堂々とセックスを楽しめる相手が欲しくなるので、浮気・不倫をする、ということもあります。

彼とは、情熱的な(夫とはできないような)セックスもできちゃうので、別れられない。

しかもなぜかその相手とは子供が欲しいなんて思っちゃうこともあります。(でも、産んではならない相手なので、タブー感もあり、さらにセックスが魅惑的になる)

それって、相手が「父親がわり」ではなく、一人の男だからですよね。

父親とは子ども持てないけど、「男」とだったら私は「女」になるので、「女」としての本能がうずくのかも。

そしてセックス本来の「新しい生命を生み出す根源的で強烈なエネルギー」に触れるからだと思うのです。

なので本来は(本能的には)「子どもが欲しくない」人ではないのでしょうね。

「子どもの位置」にこだわってしまう

かたや父親がわりたる夫には、そんな情欲を感じるのはタブーだし、無意識にブレーキがかかりますよね。

そして、「子どもの位置」にいることが快適

ずっと欲しかったものだから。

子ども時代を「ザ・子ども」として過ごせなかった、未消化の時代があるから。

そこには「子どもらしく振舞うこと」よりも、しっかりもの、ちゃんとした子、優等生であろうとして、子供としての感情よりもおとな的な思慮分別で動くことが多かったと思います。


例えば、保守的で教育熱心、生真面目な両親のしつけや教育方針でそれに応えようとそうした子もいます。

中には、親が経済的、肉体的様々な理由で荒廃していて、小さいときからしっかりせねばならなかった子もいます。

あるいは、原因はわかりませんがなぜか勝手にそう思ってやってきた子もいます。

寛容で穏やかな両親の下で愛されて育ったのに、なぜだかわからないけど、罪悪感があって、その愛を受け取りきれず、子どもとしての自分という存在を大切にできないままの子もいます。


いずれにせよ、ようやく手に入れた、「ザ・子ども」の位置を手放したくないんですよね。

もし、子どもを産めば、その座は我が子に譲り渡すことになります。
となると、我が子は敵になります。

わざわざ敵を作るのか?ということですよね。

子供時代を癒す

この「彼・夫が父親代わりになっている」ケースも、ルーツは自分の親子関係にあるので、それを癒して行くことをお勧めします。
彼・夫と、父親がくっついてしまっているところをはがしていきます。
(この状態を「癒着」と言います)

インナーチャイルドワークなどが有効ですが、癒着をはがすのはなかなか一人では難しいです。
というのも欲しかったものがようやく手に入った状態だから、手放しがたいんですよね。

ここはカウンセラー・セラピストの手を借りることを強くお勧めしたいと思います。

子ども時代に未消化だったことをやる

こういうケースの場合、子ども時代に未消化だったことをやる、 ことがポイントととなります。

よく言われるようにインナーチャイルドを育てる、自分の中にいる子どもを自分が愛する。

結果として、内なる子供が満たされ、自分が子どもの位置にこだわる必要がなくなり、夫を父親がわりにしなくてもよくなる。

ということですね。

ただし、です。

じゃあインナーチャイルドを癒したら、子どもを持つ気になるのか?というと、必ずしもそうではないと思います。

インナーチャイルドが満たされたからといって、現実には大人である私、という存在が子供を持とうという気になるのかどうか?
わからないところなのです。

なので、インナーチャイルドの癒しをしたら、

「私はスッキリするに違いない!」とか、
「子どもを持とうと思えるようになるに違いない!

期待を膨らませない方がいいし、狙いにいかないことをお勧めします。

なぜかというと、この目的・たくらみ自体がインナーチャイルドのコントロールになるからです。

「私が子どもを持とうと思えるように、あなたは癒されなさい!」

って。

それでは本末転倒なのでご注意を。

インナーチャイルド・アダルトチルドレンについては、こちらで特集記事をかいていますので、ぜひご覧ください。


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