心を深く知る

本当に効果的なインナーチャイルドの癒し方・インナーチャイルドセラピー・ワーク

インナーチャイルド

自分自身を癒す手法、存在として「インナーチャイルド(ワーク・セラピー)」があります。

心理カウンセラー・コンサルタントとして、15年以上の経験をもとに、他とはちょっと違うオリジナルの視点で語っていきます。


この記事では、下記について知ることができます。

この記事でわかること

  • インナーチャイルドとは何か?どういう存在か?
  • 一般的なインナーチャイルド概念とワークの限界点
  • 本質と可能性を見せてくれる存在
  • インナーチャイルドを癒すとどんなことに役に立つのか?

インナーチャイルドとは

インナーチャイルドは、「内なる子供」と言われます。

大人になっても自分の中にいるとされる子どもを象徴する存在のことです。

そしてこの存在を借りた癒しの手法を、「インナーチャイルドセラピー・インナーチャイルドワーク」と言います。
心理カウンセラー、ヒプノセラピストなどが提供しています。


よく言われるのは、インナーチャイルドとは・・・・


「過去に深く傷つき、癒されずに取り残された子ども」
傷ついた子供時代の感情を象徴する存在」
傷ついたから、未成長のまま残ってしまった部分を象徴する存在」

傷ついたままの存在だから癒しましょう!なのですが、私個人は、

傷ついた子ども と、限定しなくてもいいのでは?と思っています。

確かに癒しの入り口としては、まず、傷ついた子に会いに行きますし、その子を癒さないと、その次には行けません。が、この限定された前提に立つと、インナーチャイルドとのつながりは浅いところで終わってしまうと感じています。

インナーチャイルドという概念を使いこなしたり、自分の今、に活かしきれない気がするのです。

※参考~「アダルトチルドレン(AC)」と言って、主に家庭環境が原因で、心に傷を負い、未処理の感情があって、対人関係に支障をきたしたり、生きづらさを抱えたりしている大人のことを指します。
このアダルトチルドレンの癒しにも、インナーチャイルドは有効と言われています。

傷ついているのは一側面


内側にいる子は、傷ついているだけの子供ではないですよね?

楽しそう、のほほんとしている、あっけらかんとしている、アホそう(笑)など、いろんな子がいます。
そのいろんな子に会いに行く旅がインナーチャイルドセラピー・インナーチャイルドワークです。

気づいた子を癒したら、明朗快活、純真無垢、天真爛漫、自由奔放な「ワンダーチャイルド」になる、と言う人もいますが、私はそれは、インナーチャイルドの一面だと思っています。

そこには、子どもって本来「明朗快活、純真無垢、天真爛漫、自由奔放だよね」というバイアスがかかっているんですよね。

すべての子供が生まれながらにそんなに、いい子供なの?
じゃあないですよね。→性善説か性悪説かの話ではなく、生まれながらにしていろんな側面があるのでは?


本能、感情むき出しの存在だからこそ、いろんな側面を持っているんだと思うんですよね。

なので、インナーチャイルドを癒したらワンダーチャイルドに変貌するのではなく、内なる子供の要素としてワンダーチャイルド的な部分を発見できたり、「お、自分にもそんな側面あったよねー」と、取り戻すことができる、そう捉えています。


多くのインナーチャイルド・ワークの概念は、「傷ついた子供を癒しましょう!」という傷ついた子供だけありきでやるので、傷ついた子供を笑顔にすることが最終目的になっています。

なので、子供時代に苦しい環境だった人ほど、インナーチャイルドワークをやってもやっても、まだつらそうな子供のままで癒されていない。となったり、そもそも小さい時の親子関係のことを思い出すと苦しくなってしまったりすると思います。

また、「インナーチャイルド、癒しても癒しても、つらそうな子がいるんですが・・・」と質問いただくことがありますが、そりゃいるでしょうって思います。
傷なんて無数にあるし、全部を癒しきれるわけでもないし、傷ではなく、子ども本来のむき出しの感情として「つらい」「悲しい」って思ってるなら、ありだと思いませんか?

これもやはり、癒したらワンダーチャイルドになる、という概念からくる限界だと思います。



本質と可能性を見せてくれる存在

私は、インナーチャイルドとは、傷ついた子供だけを象徴するものではなく、未成長のまま残っている部分もあるけれども、その人の本質的な部分と、そしてどんな可能性を持っているのかを見せてくれる存在でもあると思っています。

その子といっても、自分自身なので、「自分とつながるための概念」だと思った方がいいのではと思います。
そう捉える方が、インナーチャイルドに会いに行くのがあまりつらくないと思います。

そして、その子が持っているワーイ!楽しい!という感情も、悲しい、さびしいというつらい感情も、どんな感情もその子がありのまま感じていることをよしとできること。
それがその子と繋がっていること、
だと思います。
これが高い自己肯定感につながります。
だってどんな自分でも自分だ!ですからね!
だから、自己肯定感を高めたかったら、インナーチャイルドワークもお勧めです。

「インナーチャイルドを癒す」となぜ今が良くなるのか?

例えば、パートナーから
「重たい女」
「自分でなんとかしてくれ」
「寂しいばっかり言うな!」
と言われることありませんか?

「私はあなたのお母さんじゃない!」と言われている男性、いませんか?

あるいは。いつもパートナーがいないと不安で、次の人を見つけてから今のパートナーと別れる、とか。別れた後に、そんなに好きでもないのに、新しい彼を作っては別れるを繰り返すとか。

このような方の場合にありえるのが、例えば、小さい時は、
「母親が仕事で忙しく、話も聞いてくれず、ろくに相手にしてもらえなかった。」というものです。

このような問題を抱えている場合に、問題の根っこを癒すために、インナーチャイルドを使うことがあります。

パートナーがいる方は、母の代わりにパートナーからもらおう、もらおう・・・とします。自分が望んでも手に入らなかったものを。

「かまってほしいのに!」ってずっと渇望して、満たされない。で、感情が取り残されたまま。

その思いが強すぎると、パートナーに依存的になり、パートナーシップがうまくいかなくなる。


ここが「今」の現実的な問題として起きているわけです。
でも、今からでも満たされなかった思いを満たしてあげる。それが満たされたら「今」を変えられますよ、これがインナーチャイルドワークの基本になります。

※参考
他にも、子供が欲しくない(持ちたくない、欲しいと思えない、産みたくない・・・)と言う場合も、インナーチャイルドの癒しが効果的なこともあります。これは、別記事でご紹介します。(ただいま執筆中)

過去の感情を満たすことで、受け止め方が変わる

ではなぜ「過去」を扱うと「今」が変わるのでしょうか?

なぜできるかというと、感情には、過去・現在の区別がないから、です。

例えば、昔、大失恋をした。その時に聴きまくった失恋の曲を聴くだけで、失恋の痛みが再現し、涙も出てくる。
10年前の失恋であってもリアルに感じられるのは、感情には時間軸がないから、なんですよね。

と言うことは、「今」を変えたかったら、「過去」に満たされなかった思いを満たしてあげたり、その時の傷を癒してあげるといいと言うことですね。「時空」を超えることができるとても不思議なパワーを持っているのが感情です。

では、先ほど挙げた幼少期の母親との関係に話を戻します。

「母が仕事で忙しく、話も聞いてくれず、ろくに相手にしてもらえなかった。」

そうあなたが捉えた事実は変わりません。

(※母親から見た事実は違う場合があっても、あなたにとっての事実は、話を聞いてくれず、ろくに相手をしてくれなかった、となります)

でも、その当時の母の気持ちってどうだったんだろう?と想像すると、自分が大人になって推察できることってありますよね。

「母は、忙しいなりに、相手をしたつもりだったのかもしれない」
「本当は相手をしてあげたかったけど、余裕がなくてもどかしかったのは母だって同じ」

あなたが事実だと思っていることは、変わらないかもしれません。が、「見方」「捉え方」「認識の仕方」が変わるだけで、ちょっとラクになる可能性はあります。もしかして、事実すら、変化するかもしれません。
「母は、仕事で忙しかったが、限られた時間の中で、話を聞いてくれて、相手にしてくれた」と。


↑これがインナーチャイルドの「癒し」、だと私は思っています。

あるいは、これは妄想だと言われればそうなのですが、イメージの力を使って行う場合もあります。
これは一人では難しいので、カウンセラー・セラピストの力を借りることをお勧めします。

当時のちっちゃな私に登場してもらい、当時の母と、いっしょに話をする、遊ぶ、甘える、など・・・一通り、望んでいたことを疑似体験する。いっしょに絵本を読んでもらう、ままごとをしてもらう、とか、シンプルな遊びが多いと思いです。
ここで出てくる感情を大切にして進めていきます。

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