岐阜県出身
卒業後、当時、女子大生人気企業だった(株)ベネッセコーポレーション（旧　福武書店）へ総合職として入社。

筆記試験は最低ランクだが、面接でユニークなキャラクターと対人コミュニケーション能力を買われてしまい入社。
そのエピソードは、企業案内のパンフレットに掲載されました。
（この面接官は、のちに「たまごクラブ」「ひよこクラブ」を創刊！）

その後、子会社の設立に携わり、社員・アルバイトスタッフ総勢300名を超える部門長として、「人を動かす」ことがすべての職場でマネジメント経験を積む。

プライベートでは、24歳の時に結婚。

カウンセリングとの出会い

残業や休日出勤、単身赴任もして仕事をこなす。
子供を持つかずっと悩み続ける日々。

女性としての生き方を封印して、男性的な生き方を選んできた自分に心身とも疲れ切って、退職。

夫とはずっと仲の良い夫婦だったのですが、ある時期から擦れ違いが・・・

そこで、心理カウンセリングを受け始めました。

カウンセリングを受ける中で、

・親にうまく甘えられなかったこと
・男の子のように育ち、女性的なものに嫌悪感を持っていたこと

その結果、女性としての生き方が不器用すぎて、いつも男性との間で問題を作り出していたことを知りました。

そして、女性的な要素を活用しながら、生きられるようになりました。

また、幼い時から、ずっと「生きずらさ」を抱えて苦しかったのですが、それは、自分の個性を受け止めきれていなかったこと、そもそも「生きていてごめんなさい」という罪悪感が深いことが原因であることも知りました。

そして自分もカウンセラー養成スクールに通うようになります。

転機

私自身がどんどん変容していく過程で、夫との関係維持が困難となります。

夫は家を飛び出し、一切の連絡がとれなくなり、生活費をいれてもらえなくなりました。女性と車に乗って出かける姿も見ました。

離婚調停を申し立てたのですが、不成立を経て、家庭裁判所での裁判に（争点の一部は、なんと最高裁判所（！）まで上訴されました）。

こじれにこじれて、私が委任した弁護士は、十数人の弁護士をかかえる大きな事務所でしたが、稀に見るこじれた事件として所内でももっぱら噂されるほどでした。

いよいよ、法廷で夫と対峙する段階になったのですが、なんと子宮頸がんに罹患していることが判明。
離婚がまとまらない中、ガンになったことはもちろん、子供を産めない身体で離婚することは、次の人生に何も希望を見いだせない状態。

生きるためには子宮を全摘出するしかない、という結論になりました。

法廷で数年ぶりに夫と対峙する日が決まっており、その翌日が手術日。

おまけに担当弁護士が急病で、突然、新しい弁護士にチェンジし、再度、内容確認とすり合わせをして準備。

今から思うと、あの時、自分の魂と命をかけて手術をして、法廷に臨んだことがすべてを動かしたとしか思えません。

不思議なことに。
あれだけこじれて膠着していた離婚問題があっという間に終息し、和解離婚しました。

加えて、建築基準法上の問題で、買い手が現れづらいと言われていた自宅も、離婚成立した2日後に、なんと目の前にある家を建て直していた建設会社さんが買ってくれることになりました。

その後、地元の岐阜県に戻り、「カウンセリングサービス」の名古屋地区で、心理カウンセラーとして活動を再開。

多くのお客さまにご利用いただき、トップクラスのカウンセリング実績を残したのち、独立し、現在に至ります。