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【子供が欲しくない女性】(4)「女だから産まなければならない」という思いをどう取り扱うか?

2022年9月20日

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心理カウンセラー・コンサルタント 安田 未稀
18年以上活動しています。お客さまが、本当の自分=本質、魂とつながり、自分の中にある答えを見つけて自然な行動に導く個人セッションが好評

「産まなければならない」で苦しい場合

子供が欲しいと言うよりも、「女だから」産む、という選択をする場合がありますが、それはそれでありです。


でも、子供を作ろうかどうしようか迷っているときに、「女だから産まなければならない」と思っていると、それが心の制限になって、
欲しくなくなる(作りたくなくなる)、あるいは、プレッシャーに感じることが起きます。

それ以外にも、「結婚して子供を作らなければならない」と言うのもあります。
「結婚して子供を産むのが当然だ」と思っているのなら、これはこれでOKです。でも、そこに何らかのストレスがかかっているのなら、心を苦しくする制限になっている可能性があります。子どもを産むにしても、ストレスは極力減らしていった方がより楽に妊娠、出産にGOできるでしょう。

「産まなければならない」を外すとどうなるか?

よくあるのが、はずすと「産んでしまうんじゃないか?」あるいは「産まなくなっちゃうんじゃないか?」と思う方が多いのですが、そうではないんですよね。


「産んでもいいし、産まなくていい」という何を選んでも自由な状態になります。

自由なのですが、選択肢は「産む」か「産まない」の2択しかありません。

なので、何を選んでも、というより、2択のうちどちらを選んでも自由、が正確ですよね。

産み方、だったり、産まない場合に起きうる懸念点への対処策は、様々な選択肢がありますが。

作り方と言っても、自然妊娠、体外受精、代理母・・・
自然妊娠といっても、夫との子、他の男性との子・・・などなどいろんな方法があります。

話は戻りますが、「産む」か「産まない」か、2択しかないわけですが、
「産まなければならない」を外すと、その「選択」をする際に、できるだけストレスがない状態になる、ということです。
その状態で選んだことの方が、受け入れやすいし、後悔も少なくなる可能性があります。

なので、できるだけ「ねばならない」は外しておいた方が、より楽に決められるようになると思います。

一方で、なのですが、女性が子どもを持つのは当然だ という考えは私たちの中に根強くあります。
これは人類が子孫を維持していく上で、本能でもあり、脈々と受け継がれてきたものかもしれません。なので、これは真理のように扱われます。
こういうものは、解放していくのが難しい場合芋あります。

なので、これを取り巻く様々な感情とそれを作り出している「何か」を解放していくことになります。

では、
「女性が子どもを持つのは当然だ」
をイメージしたときにどんな気持ちが湧きあがりますか?

例えば
押しつけらて身動きとれない苦しい感じ
従わないと何をされるかわからない怖い感じ

などいろいろあると思います。

この苦しい感じ、怖い感じが、
「女性が子どもを持つのは当然だ」にくっついています。

でも人によってはワクワクする感じがくっついている人もいるかもしれません。
ワクワクはストレスでないでしょうが、苦しい、悲しいはストレスとして感じやすい感情です。

苦しい感じ、怖い感じをくっつけてしまっているのは何か理由があります。
その「何か」を解放していくことになります。
すると、「当然だ」に、不随する苦しい感情が軽減されていきます。

手の中に、「当然だ」に、ストレスをくっつけてぎゅーっと握りしめているので、実はその方が「当然だ」をしっかりキープしていて苦しいのです。先にストレスだけ手から離すだけでも、「当然だ」の扱いが軽やかになってくる、というイメージです。

もっとフラットに思えるようになるので、産む方にGOするかもしれないし、逆に産まなくてもいいよねと思うかもしれません。

少し話はそれますが、
よくよくお話を伺っていくと、産むことへの抵抗といっても、実は子どもそのものを持つことよりも、作り方、産み方の問題であって、それを総じて「産みたくない」と表現していることもあります。
セックスが嫌、産むのはいいけど痛いのが嫌・・・を「産みたくない」と総じて思っている場合もあります。

ですので、「産みたくない」のいちばん大きな、いちばん表層にある感情も、因数分解して、どこにいちばん抵抗やストレスがあるのか?を探っていくことが必要です。


女性として生まれた魂の目的を知る・考える

男性には産めないので、女性だけができる出産をしなくていいのかな?と気になることってありますよね。
女性に生まれなければこんな悩みもなかったとも思ったりします。

ということは、なぜ女性として生まれてきた目的があるとしたらなんでしょうか?

なぜ女性として生まれてきたのか?

これはもはや、まっとうに考えても出てこないので、スピリチュアル的に考えていった方がいいです。
そういう意味ではスピリチュアルって「仮に」が可能なので、とりいれやすいですよね。

では、スピリチュアルな観点で、考えてみましょう。

もし、魂がですよ、本当かどうかわかりませんが、輪廻転生を繰り返して、今世はある目的をもって生まれてくるとします。


しかも、男性じゃなくて女性として産まれてきました。


もし、それを選んで生まれてきたとしたら、なぜだろう?

仮に魂が集まっているあの世というものがあり、そして、きっとその魂には性別なんてないわけで。

地球という星に、女性として生まれていくわーと決めて、生まれてきたとしたら?

女性として生まれる以上、産む性を負わされるわけですし、なんで男性じゃなくて女性として生まれてきたんだろう?

想像、妄想でいいので感じてみてください。

目的と照合してみる

そして、女性として生まれてきたことに目的があり、その目的に照らし合わせたとき、

子どもを持つということ、あるいは持たないということが自分の生まれてきた目的に沿う気がするのかどうか?

を感じてみてください。

なぜ欲しいと思えないのか?に疑念に対する答えは得られないかもしれません。でも、実際、子どもを持つのかどうか?という「選択」をすることに関しては、ヒントが得られるかもしれません。

「ザ・女性」の象徴だから産みたくない

男性ではなく、女性しかできないことは妊娠・出産です。
だから「ザ・女性」という感じがして嫌悪感を持つことがあります。

子どもを作るためのセックスは、大人の女ができることです。

同様に、妊娠、出産も大人の女性ができることです。

その「大人の女性」像に抵抗があると言うことは、自分の成長プロセスの中で、子どもから大人の女性になることへの抵抗感をそのままにしてきたのかもしれません。

特に、身体の変化がある時期。

おっぱいが大きくなる
毛が生えてくる

その嫌悪感を超えて大人の女を受け入れることができていたのかどうか、です。

母親との関係に着目する

大人の女性が嫌、というのは、お母さんとの関係から影響があると言われています。

「女性」を象徴的に表すシンボルと言えば「母親」です。

何らかの原因で、女性=母親が嫌だと思っていると、
自分もそれと同じ存在になる抵抗感です。


また、ボーイッシュで男の子っぽい子も、何らかの影響で、女であることを拒否している態度かもしれません。

例えば、両親が男のことを望んでいた、とか、家系的に男の子が生まれることをすごく期待されていたとか。


あるいは、お母さん自身が、女性であることで損をしたりつらい思いをした経験があると、お母さんの「女は嫌」「女は損」を受けついたのかもしれません。

ネガティブなイメージを外していく


大人の女性、という言葉を聞いて、どんなダーク、ネガティブ、嫌なイメージを持っていますか?


大人の女性とは・・・・・だ。

この「・・・・・」に入るネガティブイメージがいくつもあると思います。それを手放していきます。(具体的な方法はいろいろありますが、個人セッションで行う方が望ましいので、ここでは詳細を割愛します)

その他、具体的な手法としては、下着や洋服で抵抗感のあるデザインに挑戦していく、というものがあります。

以前、出会った方は、Tバックのショーツに抵抗感があったそうですが、それをはいてみるようにしたと言っていました。昔、高校生ぐらいの時に、ちょいエロ系のショーツを買ってきたら、お母さんにすごく怒られて嫌な顔をされたそうなのです。
それ以来、ショーツは無難なものしか選ばないようにしてきたのです。

そのまま、旦那さんとのセックスでも、下着に凝るとかなんだかダメな感じがしてできなかったそうです。
セックスもどこか悪いことしているような気持ちがあって。

まず、ショーツからエロ系にトライしてみたら、だんなさんも喜んで、その日はコーフンして超いいセックスができたと言っていました。

その他できることは、女性としての自分の身体を自分でよく見つめる、触れてみる等です。
鏡に映す、自分の身体に触れて誉め言葉をかけてあげる、愛しているよと伝える、などです。
女性は自分の身体を汚いと思ってしまいがちですが、どんな身体でも汚いはありません。
セルフワークの参考になる本をご紹介します。


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