この記事を書いた人
心理カウンセラー・コンサルタント 安田 未稀
18年以上活動しています。お客さまが、本当の自分=本質、魂とつながり、自分の中にある答えを見つけて自然な行動に導く個人セッションが好評
不倫相手の彼(既婚者)って、マメにLINEやメールをくれるタイプですか?
そうだとしたら、彼からの頻度を、愛情の深さのバロメーターにしたくなりますよね。
その気持ち、すごくわかります。
でも、なぜかちょっと不安になりませんか?
私は、不倫をいいとも悪いともジャッジしませんし、別れた方がいいとも思っていません。
どんな道であれ、ご自身にとって幸せになれる道がいちばんだと思っているからなんです。
その前提で、以下を読み進めていただけたらと思います。
LINEがマメな既婚男性~女性が喜ぶポイントを知っている
毎日、メールやLINEをくれると、
「だから私は大事にされている、愛されている。」
そんな気持ちでいっぱいになりますよね。
そのマメさに、彼の自分への思いを感じることできます。
でも、マメだからといって本当に愛されているのか?というと、必ずしもそうとは言えない場合も・・・あります。
なぜかと言うと、女性が喜ぶことがなんなのか?を「知っている」男性である可能性が高いからです。
(本能的なのか、意図的なのかはさておき)
マメにメールやLINEを送るし、女性が心ときめく&喜ぶ&ほっとする内容を送ってきたり。
昔から、浮気するのは几帳面でコマメな男性に多いと言われているのは、このタイプじゃないと女性を不安にさせたり怒らせるからな気がします。
セックスに例えるならば。
パンツの中で元気なだけじゃなくて、女性のどこが感じるのか知ってて、実際に触れるタイプ。
そりゃあ女性は喜びますよね!
LINEがマメな既婚男性~不倫相手とだからLINEがマメになる
また、こんなケースもあります。
不倫相手(愛人)だから、マメにしている、と言うこともあります。
例えば、夜のお店のホステスさん、営業でたくさんのLINE・メールをお客さんにお送りします。
男性って、これって営業で同じ内容を一斉にたくさんの人に送ってるんだろうなとわかっていても、お返事しちゃったりするんですね。
女性としてドキドキする相手だから、マメにすることで、自分のドキドキを満たすことができますから。
奥さんにはLINEやメールは「よろ」「了解」とかスタンプだけなのに、なぜかオンナを感じさせる相手だけには、せっせと長文を打ったりします。
本気かどうかということではなく、ドキドキする相手だから、マメになるということですね。
でも、こっちはその頻度にうれしくて、やっぱり愛されているんだなと思ってしまうのですが・・・
既婚男性からのLINE、うれしい。でも不安
でも。
でも。
(ここからが大事)
それでもあなたは、なぜか不安になりませんか?
もしあなたが不倫の関係にストレスがなくて、やめるつもりがないならそれもOK!
そうじゃなくて、何かストレスを感じてしまうのなら。
そして、いつもここにハマりませんか?
- 「彼には奥さんや正式なパートナーがいるから。」
- 「私だけを選んでいるわけじゃないから。」
- 「私はセカンドだから。」
もちろん、純粋にあなたのことを愛してるという場合もあるし、真剣に思いを寄せてくれる場合もあるんだと思うんですよ。
本気なこともあると思います。
ただ、ちょっと辛口な表現に聞こえるかもしれませんが、
彼が「あなただけを選んでいるわけじゃない」という事実を直視するところからスタートしてみませんか?
これをセックスで例えると、
彼は、
「嫁とは、長らくレスなんだ。キミとしかダメなんだ」
と言いながら、これまたあっちもこっちも触って気持ちよくしてくれる。
するとあなたは。
「私がこんなに気持ちいいんだし、彼も気持ちよさそうだし、ホントに奥さんとはやってないのね。」
「彼の身体は私だけのものなのね(奥さんor彼女に勝った!)」
と思います。
けど、ホントかどうかは、寝室までのぞきに行かないとわかんないんですね。
(実は奥さんともヤっちゃってる、は、よくある話・・・)
メールやLINEでの言葉はこれと同じ可能性があるわけです。
不倫関係を動かしていくために大切なこと
もし、あなたが本気で相手を好きで、今のようにどこか不安になることが嫌だったり、この関係をもっと先に進めたいと思っているなら。
いちばん大切なスタンスがあります。
それは。
彼があなたに言ってることや書いてること、ではなくて、ちょっと第三者的な視点に立ってあなたと彼をとりまく状況を観察してみてください。
別れたほうがいい、と言ってるんじゃないんですよ~
不倫・浮気の関係を何らかの方向に「動かしていきたい」と思っているならば、この第三者目線がすごく大事なんです。
相手のLINE・メールがマメかどうか、休日にもくれるかどうかで右往左往、ハラハラドキドキしますが、そこを愛情のバロメータにするのを少し脇に置いておきましょう、ということです。
相手が彼(既婚者)だから、マメに連絡をくれるかどうかをバロメータにしたくなります。
でも彼が既婚者ではない人ならば、それほど気にならない指標なのかもしれないのです。
だからいったんそこにこだわるのをやめてみる、と言うことなんです。
そして、そもそも、私にとっての本当の理想の状態とはなんなのか?「わたし」を主人公にしていくことが、とーっても大切です。
だから、まずは、私にとってのパートナーシップってどういう状態が理想なのか?素直に正直に感じてみてください。
多くの場合、
一対一で堂々と付きあっている関係、が理想だと思います。
不倫関係が理想って本気であればあるほどあんまりいないと思うのです。
でも、この本心を感じれば感じるほど怖くなりませんか?
それを望んで、もし彼に言おうものなら、別れると言われるかもしれません。
あるいは彼が本気で奥さんと離婚すると言うかもしれません。
それは一瞬うれしいけど、なぜか漠然とした不安もよぎったりします。
怖いですよね?
もし彼が別れると言ったら、この先、彼以外に、大好きと思える人が現れる気もしないし。現れる見込みないし。
そう思うと、自分の本心につい蓋をしたくなります。
そして、またいつものように、LINEやメールの頻度で愛情確認をしたくなります。ここ、堂々巡りになるんです。
だから、ここを一人でなんとかしようとするのはとっても苦しいのです。
それから、友達に相談しても抜けるのは難しいと思います。
なぜなら友達は、あなたの幸せを第一に考えるから、「別れた方がいい」しか言わないことが多いからです。
そんなのわかっているけどできない。
友達にも悪い、という罪悪感を抱えてしまいます。(そのうち、友達にも連絡をしづらくなったり・・・)
別れましょう!とか、続けましょう!とか、私は言いません。
一緒に答えを見つけていきませんか?
誰のためでもなく、自分自身のために。
不倫しているあなたの中にある本当の感情を見つけよう
毎日、メールやLINEをしてくれる。
愛してる、と言ってくれる。
「愛されてる。私たちは大丈夫。」
そんな思いにひたれると、それ以外のことを感じなくてもすみます。
できることなら感じたくない感情には、次のようなものがあります。
- 不倫をしている罪悪感
- 私だけのものにならない切なさ
- 負けた感(敗北感)
- 本当は私だけの人であってほしい(けどかなわない憤り)
彼からのメールやLINEは、普段、これらの感情を忘れさせ、感じないようしてくれる、一種の麻薬みたいなものです。
だからこそ。
極端な言い方ですけど、
もしそのメール・LINEがなくても、あなたは二人の関係に自信が持てますか?
(そもそもその昔は、なかったツールなのです・・・)
未来が描けますか?
彼はパートナーとお別れ・離婚してくれますか?
パートナーとお別れ・離婚してくれなくても、今の関係でずっといてもあなたは幸せですか?
3年後、5年後、10年後、あなたの幸せな姿が想像できますか?
これは、別れたほうがいいと言っているのではなく、不倫の関係にもし悩んでいるのなら、自分へ問いかけるアプローチとして捉えてくださいね。
もし、未来がなくてもいい、パートナーと別れてくれなくてもいい、10年後も今のままで幸せ、なら、今のままでいる、という選択もありなのです。(相手の配偶者にバレたときのリスクも背負いつつ、ですが)
あなたが決めて、あなたの幸せに向けて進んでいけるし、あなたにはその力があるはず。
あなたの本当の気持ち、あなたらしさ、そこにアクセスすることで実現できると思います。
一人ではしんどい、友達には話せない・・・なら、抱え込まずにカウンセリングを利用してくださいね。
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