この記事を書いた人
心理カウンセラー・コンサルタント 安田 未稀
18年以上活動しています。お客さまが、本当の自分=本質、魂とつながり、自分の中にある答えを見つけて自然な行動に導く個人セッションが好評
時々、男性のお客さまから、質問されるので、今日はこれを話題に。
妻・彼女は浮気をしているのでしょうか?
よくいただくご相談です。
例えば、
- 妻の帰りが遅い
- セックスを拒否されている
- スマホにロックをかけている
などなどの「状況証拠」から浮気をしているのでしょうか?
というご質問です。
答えとしては、「浮気しているかもしれないし、していないかもしれません」とゆー、どっちとでもとれますよね、的な回答になります。
ホントそうなんですよ。あえていうなら、カウンセラーというより超個人的な意見になりますが、怪しいと思うならしてるんじゃない?と思うことはあります。
なぜかというと、
「男の浮気はバレるようにするけど、女の浮気は墓場まで持って行く」
と言われるぐらい、わかりづらいからです。なので、問い詰めても「口を割らない」こともあります。
どうしても浮気しているかどうかを知りたい場合、興信所を使ったり、占いとか霊視ができる人に、相談するという道をとる方もいます。なお興信所・探偵を使いたい場合は、ちょっと考えておいた方がいいことがあるので、こちらの記事をお読みくださいね。
わかりにくいと言われる女性の浮気がバレるときは?
男の浮気はわかりやすいけど、女の浮気はわかりにくいと言われるのは、鉄壁の守りをする方が多いからだと思います。
なので、その女性側(妻・彼女)が浮気をしていることがわかる場合、というのは、次のようなケースが考えられます。
うまく隠せないほど、浮気にのめりこんでいる。
それほど相手との関係に没頭している。そこまでして満たされるものがそこにあるということです。
でもかといって相手と結ばれたいと思っているかというと、必ずしもそうではないことも多いようです。
(無意識・無自覚ですが)浮気がばれることが目的
夫・彼への復讐が目的だったり、浮気がばれて結果的に関係が壊れたり、家庭を壊すことなど、破壊活動が目的なこと。
意図的な場合もありますがそういう場合は意図しているのでもっとわかりやすくバレると思います。
無自覚なケースは、結果的にそうなるよう心が仕向けているのです。
これは、本人が自分のことを
- 自分は罰せられるべきひどい人間だ、
- 悪い人間だ
と思っている人ほど、罪悪感で、自分に罰を与えたり、自己破壊的な行動をしてしまうんです。でもこれも自分のことをそう思っているという自覚もないでしょう。
浮気された側にとっては、浮気された事実だけでも、辛いのはわかりますが、実は妻・彼女の中にある心の叫びが隠れているのかもしれません。
本当に浮気をしていたらあなたはどうする?
浮気しているかも、という不安がある場合、実はこの不安がゼロになるのは、浮気が事実だった時、だけです。
変な言葉に聞こえるかもしれませんが、「不安」というのが怖れていることがずっとある状態というのが「不安」を持ち続けている状態なので、怖れることがない状態になると、「不安」がゼロになります。
浮気していないと言うことがわかれば、「ゼロ」になるかもしれません。でも、いくら彼女がしてない!と言っても、一度持った疑念や不安はなかなか消せないので、「いやしているだろう!」と思ってしまいます。
なので、よほどの積み重ねがないと大丈夫!と「ゼロ」には思えないでしょう。
なので、確実に「ゼロ」になるのは、浮気が事実なときだけなんです。
もし、前述のように、浮気していないという答えが得られたとしても、一度出た疑念がそうそう消えないので、「浮気が事実じゃないと、折れの心は、不安から脱出できないんだ」ということになります。
あら、いちばん嫌なのは、浮気していることなのに・・・ですけどね!?
カウンセリング的な見方にチャレンジ
どうやら不安はゼロにすることは難しそうだし、しかも完全なゼロになるのは、浮気確定だった時だけというのは辛すぎますよね。
カウンセリング的な捉え方では、このように進めていきます。
あなたはどうしたいのですか?
- 「もし浮気していたらどうするんですか?」
- 「浮気しているかどうか疑っている状態ですけど、この先どうしたいんですか?」
ここを考えていただくことになります。つまり、相手はともかく
「あなたはどうしたいのですか?」
です。実はここがすごく大変なんですよね。
だって、浮気されてるかもしれないし、(となるとそんな相手とやっていくのか?)
でも実は浮気してないかもしれないし、(でも、疑念は晴れそうにないし)
葛藤以外の何物でもありません。
なのですぐすぐ「どうしたい」は出てこないし、決められないと思います。
人によっては「浮気=即別れる」というご本人のポリシーというか、決めているラインというのがある方は決めやすいと思いますが。
わからない、決められない場合が多いでしょう。
そのうち、それがわかるようになる、決められるようになる
そこを目指していけばいいと思います。
自分のことを取り組んでみる
相手が浮気しているかどうか疑心暗鬼している期間の間に自分のこと取り組みましょう。
えー?!自分のことって??!
ちょっと受け入れがたいかもしれませんが、浮気の問題って、どっちがしたか?はどっちでもあり得ると言われているんです。
なぜかというと浮気という問題を作り出しているのが、お2人の組み合わせで起きていることだから、です。
めちゃめちゃ苦しくてプライドずたずたな上にさらにこんなことまで考えるなんて、なんですが、
浮気させている自分って???!!
もし浮気させているとしたら、なんで浮気させているんだろう?
これもやはり自分を主人公にする世界に行ってみようということです。
これをやっておかないと、もし浮気疑念が本当に疑念だとしても、また疑念が再燃したり、別のことで問題が生じる可能性があります。
あるいは別れたのちに、パートナーを変えても同じことが起きる可能性があります。付き合う相手にいっつも浮気される、とか付き合う相手はいつも既婚者・・・というケースはこれで、(受け入れがたいけど)「自分がそれを選んでるじゃん!」というスタンスに立ってみる試みです。
自分が作り出しているなんて思うのもしんどいし、自分の責任だと思うと責めたくなって苦しいし、1人ではつらいので、プロの手を借りてくださいね。
相手が浮気をやめて戻ってくるかもしれないし、あなたがもう別れ・離婚を選ぶかもしれないし。
どちらにしても、あなたにとっての幸せを探る道を一緒に探していけますよ。
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