結婚相談所が嫌な理由は?
20代~30代の方で、結婚したいけど、、
「結婚相談所・お見合いは利用したくない。けど出会いがなくて結婚できない」
というご相談をよく受けます。
なぜ利用したくないか?というと
- 結婚できない人だと思われるのが嫌だ
- お金を払わないと結婚できないと思うのが嫌だ
- 品定めしあうのが嫌だ
- 焦っている人だと思われるのが嫌だ
- 恋愛をして結婚したいから
だからだそうです。
で、私個人は、結婚したいなら(結婚が目的なら)どんなルートを使ってもいいと思うんですよねー。
と言うと、
よく言われるのは
「未稀さんは1回はしてるからいいじゃないですかー。1回もしたことがないのってつらいですよ」って。
でも、これ、声を大にして言いたいですが、
結婚はしましたが、離婚してしますし。離婚は本当に大変ですからー。
結婚したら離婚する可能性ってあるんですからー!
結婚できる人がえらい人、できない人はそうじゃない人ってわけじゃありません。
なので、まずはこのとらわれ・思い込みから外していく必要がありますよね~
恋愛結婚は今も昔も約3割だけという現実
少し前ですが、プレジデントにこんな記事があります。
自力で恋愛結婚している層はほぼ減っていない。
独身が増え続ける原因を「若者の恋愛離れ」にしたがるメディアの大ウソ
婚姻数が減ったのは、若者が恋愛しなくなったからと結論づけたい人もいるようですが、それも関係ありません。恋愛と結婚は別です。
筆者が言うには、恋愛強者3割の法則というのがあって、昔も今も、恋愛結婚率は約3割。
かつての「皆婚」を支えていたのはお見合いだった。
確かに昭和の時代の結婚は、お見合い率が高かったですよね?
つまり、
自力で恋愛結婚できる人は3割しかいないから、それ以外の人は、恋愛結婚以外の手段で探すしかないということなのです。
しかも、以前は「結婚して一人前」「結婚するのが当然」のような時代だったから、本来結婚に興味がなかったり、したくない人も、強制的に社会の仕組みとして結婚していたとすれば。
今のようにしてもしなくても自由だと、積極的に結婚したい率は下がっているので、結婚市場は厳しくなっているはず。
だから、結婚に関していえば、昔よりしづらい時代になっています。
かつていたお見合いおばさん、とか、ご近所や職場から持ち込まれるお見合い、というのが激減しているのなら、代替手段は「結婚相談所」とか、自力で探す「婚活アプリ」「マッチングアプリ」かもしれません。
かといって、相談所やアプリを利用した方がいいと言っているのではなくて、「結婚市場ってかくも厳しいものだ」という現実は知っておいた方がいいのでは?と思うんです。
だから、結婚したいのにできない、という悩みが多くなっていて、それでカウンセリング、占い、自分磨き系がの売上が立つ仕組みになっている、というのはこの時代だから、ということになりそう・・・
(これは心理学でもなんでもなくて統計上の話)
自分の制限にしているポイントはどこ?
カウンセリングで、よく質問させていただくのは、
めちゃくちゃ素朴な質問ですが。「本当にしたいことが【結婚】なら、どうしてこの手段はOK、この手段はNGと条件と制限をつけるのでしょうか?」
極端な言い方をすればですが。
- 結婚できない人と思われてもいいじゃん?(思われても、結婚できればいいよね?)
- お金を払わないと結婚できないと思われてもいいじゃん?(それの何がダメ?)
- 品定め、してるじゃん?
- 現に、結婚できなくて焦っているじゃん?
だと思いませんか??
でも、もし実際に結婚が決まったら、こんなことは全部どーでもよくなります、と、実際に結婚が決まった方はみなさんおっしゃいます。
勝てば官軍。
なので、本当に結婚したいならなぜ結婚の仕方に制限を作るのか?
ちょっとそこを見つめてみるといいと思うんです。
実際のカウンセリングでは、
「どうしても恋愛結婚にこだわるというのなら、相談所で出会ってから恋愛してもいいわけだし。
もし、恋愛結婚にこだわって、結果的にそのチャンスがなくて、結婚できなくても、それはそれでいいんですよね?」
というような、突っ込みめいた質問をしては、更に考えていただいています。
こだわりや制限が見つかって、それは外していいよねって思えたら、それはもう制限じゃなくなるので、可能性が拡がる話になります。
排除が、制限、になる
「この手段はOK、あの手段はNG」
ではなく、
「この手段も、あの手段もある」
(否定はしない)から、なんでもやってみる!
という挑戦をしてもいいし、
選択肢としてどれもこれも認めて排除せず、その中で、積極的に自分がどの手段にするのか?「選択する」
のもいいと思います。
いずれにせよ、積極的に選ぶこと=コミットメントができます。
コミットメントすると、パワーも出てくるし
がんばろうという気にもなります。
なので、排除しない状態を作ってから、選ぶ、をお勧めしたいと思います。
相談所にはいい人がいない?
さて、もう一つ。相談所がいやな理由で、よくあるのが、
「相談所にくるような人は、異性に縁のないモテない人のような気がするし。いい人がいそうにないし」
というお声がとても多いんですね。
実際にいい人がいないかどうかは私にはわからないので、いい人がいないから嫌、を更に突っ込んでいきます。
これを「投影の法則」を使って考えると、
あなたが女性だとしたら、自分自身のことを、男性陣に投影しているわけですよね?
自分のことをいい女ではないと、思っているので、いい男なんていない、ということになってしまいます。
(嫌な法則だ・・・)
実は、他人へのジャッジという形を借りて、自分自身に対してジャッジがあるんですね。
私はモテそうになく、いい女なんかじゃない、と。
自分自身を低評価している限り、それを正当化する方向に現実は作られていきます。
心ってとても素直なんですよね。
いい男いねーよ、と思っていたら、実際にいねーよ、という現実を作り出していく、ということです。
なので、いい男(に見える人)は現れず、結婚に至らないということになります。
低い自己評価や、心の制限を解放していく
相談所を利用するかどうか問わず、何らかの形で、出会いが欲しいのなら、少なくとも、低い自己評価は手放したほうがいいと思うんですね。
すごくありきたりの話に聞こえるでしょうが、
自己価値を高めること。
私ってすばらしい!とまで絶賛できなくても、
私ってなかなかじゃない?!ぐらいまででも、とりあえずは十分。
私にふさわしいどんな人との出会いがあるんだろう?
どんなチャンスが私にやってくる?
というように、
ちょっと肩から力を抜いた活動ができると思います。
それから、もう1つ大切なことがあって、
同時に自己肯定感を下げる自己評価や心の制限を解放していくことです。
これってどういうことか?と言うと、
例えば、私の価値・いいところ
- 私は優しくて、思いやりにあふれた女性だ。
- なんでも努力する頑張り屋さんだ。
- 聞き上手。
- 手先が器用
・・・・
と思っていても、それ以上に
- なんか幸せになってはいけない気がする
- 自分を偽らないといけない
- 私にはいいことなんてやってこない。
- 私は多くを望んではならない。
など、足かせになるような、自分に対するネガティブな考え、思い込み等があると、
いくら自分のことを高く評価していても、自分の存在価値、プラマイゼロかマイナスになってしまいます。
「自己価値高める」「自己評価を上げる」「自己肯定感を上げる」ことは大事なのは確かなのですが、それだけでは難しいのはここなんです。
上げようが高めようが、重石があると、難しいのです。
いくら高性能の飛行機やヘリコプター、気球。ドローン?でも、やっぱり重さが軽い方が飛びやすいのと同じです。
これは、結婚相談所を利用する、しないの話ではなくて婚活全般に必要なことです。
あなたの中にある「重石」をどんどん取り除いて、身軽になっていきませんか?
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