心と身体

「非結核性抗酸菌症(肺MAC症)①」精油(アロマオイル)で改善

2022年9月4日

「肺MAC症」とは

母は、約3年前「肺MAC症」と診断されました。

正確には

「非結核性抗酸菌症」

と言います(が、さっぱり覚えられない・・・)

MACは「Mycobacterium avium complex 」の頭文字をとっているそうです。
(発音できないけど)

詳しくはこちら彦根市立病院のサイトの説明がわかりやすいです。

端的に言うと、
結核菌以外の、そのあたりにごく普通に身近に存在している菌でも、
結核みたいな症状が出ちゃう。

なぜか中高年の女性に増えていて、
でもまだ治療方法が確立されていないというやっかいな病気です。

まだなじみがないせいか、
お医者さんでも特定できる人が少ないみたいです。

近所に信頼できるお医者さまがいるのですが
その方はすぐに肺MAC症の可能性を疑ってくださいました。

そして、専門医がいる病院へ転院となりました。

精油を見つけるまで

薬の強い副作用

肺マック症には、まだ特効薬がなく、結核の薬を処方されます。

うちの母は、3種類処方されましたが、どれも副作用がひどく。

全身に赤い湿疹ができたり、胃の調子が悪くなったり。

薬を飲むと体調が悪かったのです。

主治医とは、

「これが年齢がもっと若かったら、副作用があっても治る可能性もあるので飲んでもらうんだけど、この歳だからね」

とのことで、相談の結果、薬をやめることになりました。

半年に一度経過観察するだけとなり、医者としての治療は何もなし、になったのです。

母には、

身体がこの薬をいらないと言ってるんだから、薬はやめよう

年も年だし、この病気でなくても何かしらの病気になって死んでもおかしくないよね。
今まで大きな病気もなく、今日まで元気にこれたわけだから、
この病気や菌たちと共に生きていくという選択をしよう

という話をしたら、納得していました。

自然界の力を借りよう

自然界に普通に存在している菌が病原なら、
自然界に存在しているものの力を借りるのがいいのではないか?

そう思って、
アロマセラピー(アロマテラピー)
精油(エッセンシャルオイル)
で何かできないかなと探しました。

精油で治した方のブログを見つける

精油(エッセンシャルオイル)で病気に向き合っている人はいないのだろうか?

ネットを検索したけどなかなかない。

そんなとき、ヒットしたのが
大工原忍さんのブログ。

「私がかかった病気、非結核性坑酸菌症とメディカルアロマ」

↑原文ママ。正しくは「非結核性酸菌症」

忍さんは

アジョワン3滴、ティートウリー2滴、レモン2滴のブレンドで、結核ではないですが結核のブレンドです。かなりまずいです。治療としては、ブレンドしたものを背中・胸に塗布、1日3回2滴飲用しました。アロマを抗菌のブレンドでする時は大体3週間試し1週間あけます。耐性が出来ない為と強いのでそうします。」

とありました。

母は精油の知識がないし、
飲用することも抵抗がありそうだったので、
肺に塗布することにしました。

ティーツリーとレモンはメジャーなのですぐ入手できますが、
問題は、アジョワン。
これがなかなかない!
ようやくPRANAROM社(プラナロム)で見つけました。
↓Amazonで購入できます。

キャリアオイルに、
3種類の精油を入れて、毎日肺に塗布していました。

※原液でなく、他の精油とあわせて1%程度の濃度になるよう、キャリアオイルで希釈しています。(2019年9月追記)

精油のメーカーをZIJAの「ameo」に変える

塗布して半年が経過。

CTを撮影したところ、肺に小さな白い影ができました。

かといって副作用のある薬を飲めないし、引き続き、経過観察しかありません。

精油ではダメなのかな?と思ったのですが、この機会に、精油のメーカーを変えてみることにしました。

友達からZIJA社(ジージャ)の「ameo(アメオ)」というブランドを教えてもらったので、
レモンとティートゥリーはこれにチェンジ。

アジョワンは「ameo」にないので、引き続きプラナロム社のものを使用。

余談ですが、お医者様に「肺」の範囲を再確認したら
意外と広くて!
私たちの感覚で言うと喉に近いところまでが肺!

あら、じゃあ塗布範囲が小さかったねということになり、広げることにしました。

もう一つ、追加した精油があります。

友達が免疫力アップにいいと勧めてくれた、「amedo」の「プロシールド」というブレンドオイルです。
足の裏に塗るといいとのこと。

「ameo」のオイルは、希釈せず、そのまま使うこともあるそうですが、
忍さんのブログにもあったように
菌が耐性を持ってしまっても困るなぁ、と思ったので
引き続き、キャリアオイルで希釈しました。

※精油の使用はあくまでも自己責任になりますのでご注意ください。

※母の体験談であり、医学的情報ではありません。情報のご利用は自己責任でお願いいたします。

※アロマセラピー(アロマテラピー)はあくまでも民間療法で、医療に替わるものではありません。

半年後のCT検査結果

エッセンシャルオイルを
「ameo(アメオ)」にチェンジし、
半年後のCT検査の日がやってきました。

前回、肺に小さいとは言え
影ができていたので、不安を抱えた母でしたが。
(でも、病院行く前には、海鮮丼とざるそばの定食をがっつり食べていたけど)

なんと。
できていた影が
ほぼなくなっていました。

お医者さま曰く、

「この病気は影ができたり消えたりを繰り返しながら長期的にみると悪くなっていくのだが、長期的な観点で見ても、よくなっている。

とのこと。

えーーーー?!ビックリ。

せっかくなので、先生に

「CTの画像、写メしてだめですか?」

ときいたら、ダメって言われて、残念。

そして、また半年後に経過観察の通院となりました。

精油の力って大きい!

以前の精油ブランドも悪いものではなかったと思いますが、それでも、肺に影はできてしまったし。

「ameo」に変えて、半年間で明らかに変化して、ビックリ。

改めて「ameo」を手に取ると、エネルギーもだし、香りも全然違います。

なので、他社の精油をアレ?って思うようになりました。

精油って、本当にメーカー・ブランドによって全然違うなぁと思いました。

(追記)ブランドチェンジ(2020年より)

ZIJA社がIsagenix社と経営統合し、AMEOの生産を取りやめました。
このため、精油のブランドをチェンジして使用しています。

アジョワンは、引き続きPRANAROM(プラナロム)社のものを使用。
そもそも販売している会社が少なく、安心できるメーカーのものとなると
ここぐらいですね。

レモン、ティーツリーは、ヤングリヴィング社のものにチェンジしました。

それと、足裏に塗っていた「プロシールド」ですが。

ブレンドされていたのは
クローブ シナモン、レモングラス、オレンジ、レモン、ローズマリー、ユーカリ・ラディアータ
で、ほぼ同じ成分のものがヤングリヴィング社にあり、

「ヤングシーブス」にチェンジ。

クローブ、レモン、シナモンバーク、ユーカリラディアータ、ローズマリーが含まれています。
メーカーのサイトによると

15世紀フランス で疫病が流行った時代、クローブやローズマリー等のハーブを体に塗ることで病気をすることなく盗み を働いていた4人の泥棒の記録から再現されています。

ヤングリヴィング ホームページより

とのことなので、コロナウィルス対策にもよさそう!

肺MAC症があると、新型コロナウイルスは重篤化する可能性がありそうなので、不安ですよね。
免疫力を少しでも高めるオイルで対策です。

個人的な感想ですが、アメオよりも、バラつきのないピュアなエネルギーを感じます。
実際、このオイルを施術に使っている友人と話したところ、彼女は霊がクリアに見える人なんですが、ヤングリヴィングのオイルは除霊ができたそうです。他者製品ではここまでの効果が感じられなかった、とか。

(追記)使用するオイルを1本のみに(2022年)

母が肺に塗っていた「アジョワン、レモン、ティーツリー」はなんとなくもういらない、「ヤングシーブス」を肺に塗りたい、と言いだしました。

こういう「なんとなく」というのは、信頼した方がいいと思い、変更。

この「ヤングシーヴス」のみ肺に塗っています

希釈するオイルは、エドガー・ケイシー療法でもよく使われている「ひまし油(キャスターオイル)」を使用。

「SAKURA&NATURAL キャスターオイル」300mL

そして、2023年1月に定期検査。

肺の白い影はまたまた以前あったところがなくなり、新たにできたところもあり、だけど、全体的な兆候として、影は減っている!
やっぱり調子はいいです。

先生と次の検査をいつにするのか相談したところ、進行していないし、薬も飲んでいないし、来年でいいですよとのことで、1年後の予約をして帰りました。

というわけで、「ヤングシーヴス」だけにチェンジしても依然として変わらずです。

またこれはたまたまかもしれませんが、コロナにもいまだ罹患せず、です。

オイルの塗り方

  • オイルはお風呂に入った後に、肺付近に塗布します。肺の場所は、意外と上の方なので、鎖骨付近まで塗ります。
  • ベタつくので、肌着を着用します。この肌着は翌朝脱いで、別の肌着に交換します。
  • 夜に使用する肌着はオイルがしみ込むので、夜専用にします。なお、乾燥機に入れると燃えるおそれがあるため、使用しません。

病との付き合い方・心構え

自然界に普通に存在している菌が病原なら、自然界に存在しているものの力を借りるのがいいのではないか?

この思いからスタートしたわけです。

薬は副作用がひどすぎて飲めなかった、それゆえの選択でしたけど、これでよかったのではないかと思います。

それから。
これは今だから思うのですが
(怪しいカウンセラー的な物の見方ですが)、

菌たちを殺そうとするのではなく、菌たちの存在と選択を受け入れるということもよかったのかも。

仮に菌に意志があるとしたら、何か思いがあって、母の肺に異変を起こしているわけで。

そんな菌を普通は殺したくなるのですが、

菌の存在をいったん認めて
共生していく

そんな菌を受けいれた自分自身も受けいれる

つまり、菌も自分も否定しない。

このマインドセットも大きかったのではないかなと思っています。

母は他にもいろいろやっていました。

母は、精油マッサージの他にも

●毎日散歩する。

●毎日楽しく生活する。

●孫の成長を楽しみにする。

こんな日々を過ごしてしました。

あと、母はリウマチも発症したりしていたので
(これもなぜか途中から薬を飲まなくてよくなったのですが)

整形外科に通院しているのですが、
リハビリ担当の理学療法士の先生とのおしゃべりや、
同じ通院仲間の奥様方との交流が
張り合いになっているようです。

加えて。

そんな母に対し、私は
適度な刺激になるようなこと
もやりました。

親っていくつになっても子供のこととなると必死。

少々私がドキドキさせるぐらいのことが
ある方が、親としての張り合いがでるみたいです。

つまり。

「心配させることもしょっちゅうしてます~」
ということです。

このほかには、
名古屋に仕事ででる都度、デパートで
おいしいものを買ってきたり。

何か1つが効果があった、というわけではなく、
いろんなことのすべてが複合して、
病状を変化させていったのかなと思います。

しかも、母は昔と比べて変わったなぁと思うところがあります。

すぐに怒って機嫌悪くすることが多かったのですが、
それがなくなりました。

穏やかになり、楽しく、笑って過ごすことが増えました。
(ということで、私への害も減った・・・)

年も年ですので、あとどれくらい元気かわかりませんが、
肺MAC症とうまく付き合いながら
死ぬその日まで楽しんで人生をまっとうしてくれたらと
思っています。

肺MAC症の方向けのカウンセリングをしています

肺MAC症に悩む方向けに、心と身体のつながりからアプローチするカウンセリングを行っています。

詳しくは下記からどうぞ。

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