こんにちは。
今日はよくあるご相談で「別れ方」「手放し」に関して。
理想は「愛と感謝」だけど
相手と別れ話が出たとき。
相手と別れるとき。
手放しの理想は、
愛と感謝を送ること
とよく言われます。
さらに言うと、
愛と感謝、だけ、
にできるとしたら、
とてもすばらしいと思います。
でも、
愛と感謝、だけ
にすることができないことの方が
多いと思いませんか?
大好きだった分だけ、
恨みつらみ憎しみもあるでしょう。
それってすごく人間的な感情だと思うのですね。
憎むのは愛していなかったから?
愛というのは見返りを求めないことだとはよく言います。
きっとそうだと思います。
でも、100%そう思える人っている人ばっかりじゃないし。
別れるとき、別れた後に、
あんな奴、死んでしまえ!
苦しめばいい!
って思ったとしても、
果たして
愛していなかったのでしょうか?
愛していた部分もあったと思うのです。
それに、
愛憎という言葉があるように
愛と憎しみって表裏一体なのかもしれません。
大好きすぎて反転したときに、憎しみも大きくなる。
その感情ってとても苦しく切ないものですよね。
大好きな分だけ同じエネルギー量で憎しみも大きくなると思うのです。
愛情が深いゆえの苦悩
私が思うにですが、
愛情が深いからこそ、
100%相手を愛と感謝だえけで手放せすことができないし
憎しみの感情が出てきてしまう自分に
苦しむのだし、
なんてちっぽけな人間だと呪ってしまうのだと思います。
そして。
そんな自分が嫌で、さらに一生懸命
愛そうと「苦しむ」のだと思うのです。
別れるときに、
愛と感謝に満ちた別れ方=ロマンを求めてしまうのは、
100%愛せない自分へのくやしさでの表れかもしれません。
きっとお付き合いしているときでも、
慈愛100%の自分であろうとしたのかも。
だから別れるときも
パーフェクトさを自分に要求しようとしているのかも。
そして。
誰よりも何よりも、
自分を大切にすることを二の次にしているかもしれません。