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病人の通訳・翻訳

父は、あまり食欲がなく、

病院食も食べたくないと言う。

なので、私たちがあれこれ

工夫しては持参しているが、

安定して食べられるのは、

みかんと杏仁豆腐。

なので、この二つは生命線なのである。

 

父は、

麻婆豆腐はあるか?

・・・

「杏仁豆腐なんだけどー。持ってきたよ!」

 

そう伝えれば安心する。

 

 

他に何か食べたいものないか?

と聞いても、

いつも

思いつかない、という返事。

 

ところが今日は

「パン」が食べたいという。

どんなパンかと聞いたら、

「食パンの、端がない、ガチャンってなったやつ」

???????

なんのことだ??

 

妹としばらく考えたが出てこない。

同居している私は、父が食べたパンを一通り思い出してみる。

 

あっ!!!わかった!ランチパックのことだ!

そっか!あれ大好きだ。

 

妹は、そんなの一緒に暮らしてないと

なんのことか、わからないわ(笑)

と笑っていた。

 

慌てて売店に買いに行ったら、ランチパックはなかったので

普通の卵サンドにしたら

食べた!!!

 

杏仁豆腐という名前もランチパックという名前も

わからない、覚えられない父が

元気だからといって

毎月かかりつけ医に一人で

通院させてはダメだったのだ。

(とはいえ、適当な覚え方しかできないのは昔からだったのだけど)

 

親は年寄り扱いしすぎてもいけないけど、

子供が思っている以上に親は年をとっている。

 

どうか今からでも、

ご両親がご高齢の方、

今まで以上に、親のこと気遣ってあげてね。