原因・理由は様々で、パートナーシップの危機のとき。
2人の間で感じる感情が苦しくて、
こんなにお互いに苦しいなら
もう終わらせたほうがいいのかなぁと
「別れ」がよぎることはよくあります。
別れがパートナーシップの死、だとしたら
文字通り、瀕死状態ですよね。
ですが、私はこれは、
「別れる」以外にどんな方法があるのかを知らないということだ
と思っています。
修復に向けて何ができるのか
もうわからない
自分たちの頭では思いつかない
わからないから苦しい
↓
そもそも苦しいのは、パートナーシップを維持しているからだ
↓
じゃあそれをやめればいい
↓
別れるしかない
になっているのだと思います。
「別れる」以外にできることってなんでしょうか?
そもそも苦しみを作り出した問題を見つめる
↓
その問題を作り出した原因を知る
↓
トレーニングで、問題とその原因をクリアしていく
(ただし、これを2人とも、もはややる気もないなら話は別です。瀕死ではなくもはや終わっている、のかも)
↓
新しい関係性を作っていく
これは、少し時間がかかると腹をくくった方がいいと思います。
なぜなら表面的な言動を
ちょいと変えてどうこうなるレベルなら
とっくに改善できているからです。
(小手先では通用しない)
やれるだけのことをやっていない感があるから
簡単には別れることができず苦しい。
やれるだけのことをやった後での別れは
お互いのために発展的な別れを選択できるでしょう。
実際に、
もう夫(妻)から離婚を切り出され
もう別れるしかないのでしょうか、
でカウンセリングにお越しになったのですが、
やれるだけのことをやってみましょう、で
努力を重ね、
離婚どころかロマンス再燃のご夫婦も
いらっしゃいます。
修復(やり直し)というよりも、
新しい関係を構築途中のカップルもいらっしゃいます。
あ、「やり直そう」と思うとしんどいですよ。
前の関係に戻すのではなく、
新しい関係を作っていくんですね。
その意味では、2人が終わらせないといけないのは、
古いパートナーシップであって
リアルなパートナーシップ解消、ではないと思いますよ。