彼から、
「もう二人でやっていくのは難しいかも」
と、終わりをほのめかす発言があった。
もちろん、私は彼と一緒にいたい。
でも、私と別れて彼がラクになるなら、
受け入れて別れてあげるべきなのかな?
これって私、手放そうとしているんですよね?
・・・こういうケースがよくあります。
自分のことより、
パートナーのことを考えてあげる。
すごくやさしい方だと思うんですよ。
ただ。
この段階で別れて、手放してあげようとする優しい人は、
後々、自分の選択に後悔が伴うことがあります。
「私」の気持ちが取り残されたまま
だから。
おそらく、いつも自分の気持ちは後回しにしてでも、まわりの感情を尊重し、
大事にするやさしい方なんだと思いますよ。
パートナーのことに限らず、人間関係全般で。
まさに、
2人の関係は
終わりかけ=死にかけの
デッドゾーンなのですが、
普通、こういう状態では、もうできることがないと思って、
死=別れを選ぶカップルはとても多いんです。
でも、ちょっと考えてみてくださいね。
本当にこれで終わりにしていい?
他に何かできることはないかな?
別れること以外に、彼をラクにしてあげることってないのかな?
どうでしょう?
これで終わりにしていい!って思えないなら、
まだ何かやり残していることがあると思います。
それをやってから決めてもいいんじゃないでしょうか?
何が問題?
何をすればいい?
何ができる?
それをやってみる?
やってみて
2人の関係が良くなる可能性があるし、
やっぱりダメな可能性もある。
それはやってみないとわからない。
けれども、やれるだけのことをやったら、
あなたは、確実に以前よりタフになるし、魅力がアップするし、
もし別れることになったとしても、
何もしないよりは後悔が格段に少ない。
「手放し」というのは
やるだけのことをやった人が
感じられる、
ちょっと切ないけれども
なぜかちょっとだけの爽快感もあるような不思議な感覚なんです。