前回からの続きです。
「インナーチャイルド」という存在を使って、あなたの感情を知りましょう、ケアしましょう、というお話でした。
なせ「子供」を使うか、というと。
「子供」って、感情むき出しの存在ですよね?普通は。
小さければ小さいほどそうです。
スーパーへ行ってこのお菓子が食べたい!とダダをこねたり、
楽しいテレビを見たらすぐに笑いだしたり、
気に入らないことがあればムスっとしたり。
なので、「子供」という存在に活躍してもらい、
あなたの「感情」にアクセスしやすくする。
そしてそこに傷ついた「感情」があるなら。
他の誰でもない
「あなた」がケアしてあげることができる。
からなんです。
とっても大事なのがここなんです。
「あなた」がケアできる。
「あなた」しかできないところがある、と言ってもいいと思います。
インナーチャイルドセラピーでは、親が登場することが多いのですが、
仮に親が寄り添ってくれない、欲しいものを与えてくれない。
としても。
あなただけは、その子の味方になってあげる。
徹底して、寄り添ってあげる。
これが、実は、自分の感情を自分で知る、ということになります。
自分の感情・本心がよくわからないんですよね、という方は、
この子の存在やこの子の声がわからない、ということと同じ。
インナーチャイルドを見つけに行く、そして寄り添ってあげる。
これを通して、自分の感情との、連帯感や一体感を作っていけると思います。