昔、
両親との関係や生育環境について言及する記載を読んでは。
「そうだそうだ!」
と思う反面、
ここに原因を追求することに、
嫌悪感のような反発心を持ちました。
実はそれぐらい、両親との関係を癒すのが嫌だったわけですけどね。
ものすごい親に対しての怒りや憤りがあったんです。
子供時代を癒したって取り返しがつかないじゃん、って。
確かに、過去の自分、過去の事実が変わるわけではないんですよ。
例えば、母親が仕事で忙しく、話も聞いてくれず、ろくに相手にしてもらえなかった。
その事実は変わりません。
ただ。
「かまってほしいのに!」ってずっと渇望して、満たされない。
で、感情が止まったままだとしたら?
母からもらえなかったものをもらおうとする代わりに。
(今の母から欲しいってわけじゃないし・・・・)
パートナーがいる方は、母の代わりに
パートナーからもらおう、もらおうとします。
自分が望んでも手に入らなかったものを。
その思いが強すぎると、パートナーに依存的になり、パートナーシップがうまくいかなくなる。
ここが「今」の現実的な問題として起きているわけです。
パートナーから
「重たい女」
「自分でなんとかしてくれ」
「寂しいばっかり言うな!」
と言われていませんか?
「私はあなたのお母さんじゃない!」と言われている男性、いませんか?
あるいは。
いつもパートナーがいないと不安で、
次の人を見つけてから今のパートナーと別れる、とか。
別れた後に、そんなに好きでもないのに、新しい彼を作っては別れるを繰り返すとか。
「今」を変えたかったら、過去に満たされなかった思い。
それを今からでも満たしてあげましょう、
それが満たされたら
「今」を変えられますよ、
ということなんです。
なぜなら
感情には、
過去、現在の区別がないから、なんです。
また明日も「子供時代を癒す」をテーマに、書きますね!