自己表現に慣れてきたAさんが次にやったこと

ずっとペンディングにしていましたが、
「彼」に、ようやく、向き合う勇気が湧いてきました。

まず、「旅行に行きたい」と言いました。
それはAさんが、男性に初めて自分の希望を伝えた瞬間でした。
やったことがないことをするのは勇気が要りますから、よく頑張ったと思います。
ところが、彼から具体的に進める話が返ってきません。
それでもAさんは、二人の関係性を確認することが怖くて怖くてできなかったのです。

相手次第じゃない、自分の幸せを手に入れる

じゃあ、なぜここまで怖いのか?
Aさんの潜在意識を探っていくと、
「私は(不誠実な人でもいいから)男性がいないと幸せになれない」
という真実ではない価値観がありました。
これでは男性への依存によってのみ、幸せが成り立つ、ということになってしまいます。
(しかも実際には幸せとはいいがたい日々を長年送ってきました)

じゃあ、どんな自分だったら、「彼」がいなくても幸せを感じられるか?
をいろいろ考えていただきました。

つまり、幸せを他人任せにするのではなく、自分の手に戻すということです。
自分で自分の人生をハンドリングできるよう、そんな自分になることを許す、
というセラピーをさせていただきました。
Aさんは、とてもスッキリして勇気が湧いてきた!と、帰って行かれました。

ようやく挑戦!

Aさんは、いよいよ彼に確認をすることにしました。

「私はちゃんと付き合いたい相手だと思っているけれども、
あなたにとって私はなんなのか?」
と確認しました。

すると彼は・・・・

「出会ったときは、フリーだったけど、既に他に彼女を作ってしまった。
それを言い出せなくてずるずる関係を続けたことを申しわけないと思っていた」

・・・

Aさんは、彼の言葉も、ですが、
また同じパターンを繰り返してしまった自分への情けなさでいっぱいでした。

Aさんの体験はとても大事なことをいろいろ教えてくださっています

ここまで読んでいただき、めでたくハッピーエンドのお話ならとてもよかったのに
と残念に思った方もいらっしゃるでしょう。
自分にとって慢性的な問題って、繰り返してしまうんだなぁという方もいらっしゃるでしょう。

パターンを変えるには、カウンセリングを受けて、セラピーを受けて、
面談ルームを出られたあとの日常で、何を選ぶか、がとても大事です。

実行するのに、勇気が必要ですが、すぐには振り絞れないこともあります。
それでも私たちカウンセラーは見守らせていただきます。
勇気がでないこと、実行できないことをけして咎めたりはしません。
時間がかかることもありますが、それもプロセスです。

Aさんの場合、前回の彼とは5年かかりました。
今回の彼とは半年間で、できました。
これを半年もかかったとみるかどうかは人によって差があります。
が、私は思います。
前回の10分の一で終わったと。

そして、時間が短く済んだこと以上に、もっともっと重要なことがあります。
それは、Aさんが相手任せにせず、自分で決めて実行した、ということです。
この力を養うために半年間必要だったと思うのです。

5年間付き合った彼とは、彼の結婚という、彼側の事情で、ようやく別れることができました。
彼の結婚を知らなければ、きっと関係が続いていたと思う、とおっしゃっていました。

Aさんに必要だったのは、男性との関係に限らず、

「自分で決める」という力をつけること。
決めて行動するということ。
自分の人生に責任を取る、という「アカウンタビリティ」の姿勢を持つこと

でした。

35年間やっていないことをするために、半年間、様々な癒しと、
そして、今回の彼の存在が必要だった、のではないでしょうか。
「起きる出来事には意味がある」と思うんです。

<続く>

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