さて、この記事をご覧になっている方の中には、
「すでに、始まっちゃってるよ」という場合もあると思います。
どうしたらいいんでしょうか?
彼の方は、
「関係性をハッキリさせてない相手に、手を出してしまった」
と、悪いことをした加害者だ、と思っています。
でも、実は、加害者だと思うと同時に、彼は、被害者になるのです。
は?って感じですけど、
「手を出しちゃったよなぁ。俺。」=加害者
「ひどい男って思われてるんだろうな」=被害者
となります。
彼がこれにハマっているなら、もう一方のあなたも実はハマっています。
「セックスさせてあげたのに、こんなに気分悪い思いするなんて・・・」=被害者
と思うと同時に
「私をこんな気分にさせるなんて、ひどい男よね」と、責める側の加害者になります。
この状態を打破するには、
被害者でも加害者でもない、「無害者」への道を
歩む必要があります。
では女性側から一歩を踏み出すには?
このシリーズの最初の記事に書いたことと同じですが、
「わたくし、自らが、選んで、やリました」
と潔く認めることだと思います。
(※彼に伝える必要はなく、まずは自分の心の整理をする、ということです。)
これ、「アカウンタビリティ」ってやつです。
「私が自分の意志で、私が選んだ結果に、私自身が責任を負います・向き合います。」
問題を主体的に取り組むのに、とっても大事な姿勢なんです。
それから。
「セックスしたのに、彼とうまくいかない」
と、セックスを根拠にすることも手放しましょう。
セックスにとらわれた状態から、脱出しましょう。
あなたが自分でかけたマジックから、醒めましょうってことです。
そうすると、女性側がつい持ってしまう、被害者意識から脱出しやすくなると思います。
で。
ここから先は、個別のケースによってイロイロだと思うので、カウンセラーに頼ってみてくださいね。