これ、その昔、私の友達から聞いた話なんですけどね。
とあるご夫妻の話。
奥様は、徹底してご主人を褒め称えたそうなんです。
「あなたはすばらしい」
「あなたはなんでもできる」
「あなたは素敵な人ね」
「あなたのおかげで私は幸せよ」
二人でいるときはもちろん、人前でも、徹底し、ご主人をほめて、たてまくったらしいんですよ。
すると。
ご主人は、なさっていたビジネスでも、どんどん成功をおさめ、とうとうビルまで建てたらしいんです。
奥様いわく、
「夫を、たてて、たてて、たてまくったら、ビルまで建ったのよ~」
よい子の大人の皆様は、この深ーい隠喩をおわかりですね!?
男性の「プライド」を、昼も、夜もたてる。
すると、男性は成功を手に入れることができる。
そして女性はそれによってもたらされた豊かさをただただ受け取る、ってことなんですね。
けど、いざパートナーを褒め称えようとすると。
「なんでそんなこと言わなきゃいけないの!?」
って、いう感情が出てきませんか?
なんだか自分がつまんない女になったような、
弱い女になったような、
屈辱感とか、敗北感とか・・・・
これ、ひそかに、男性との競争なんですよね。
この競争を手放すことが必要です。
「たててやるっ!」
モードではなくて、
「殿方をたてて差し上げよう」ぐらいの、奥ゆかしさモード
↑これ、壇蜜さんが、うまいですね。
自立してがんばってきた女性ほど、抵抗感が大きくて、なかなかできないので、
練習練習~です。